学校の階段 7
- 作者: 櫂末高彰,甘福あまね
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2007/10
- メディア: 文庫
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「……最近、腹が出てきたんじゃないか?」
「そうか? 鍛錬は怠っていないが……」
「いいや、出てきたね。まるで狸だ」
生徒会長選挙へ立候補した幸宏。ただし御神楽を応援しているクラスでは、孤立するのも止む無いことで……。
なかなか面白かった。
熱かった。でも階段部の話がというわけでもなくて。というかむしろ、走ったり駆けたりといったシーンはどんどん縮小されてますけどね。ほとんどレースしてませんよ? ……もういっそ別シリーズでも始めてみた方が面白いかもしれません。
というわけで 四姉妹以外へののフラグ立て 生徒会長選挙の話。あ、あと割と直接的な描写がなかった美冬もきっちり惚れ込んでるようなので、一安心。 ご多分に漏れず、私も生徒会やらには無関心な人だったので、「なんか大層なこと言ってるな」 ぐらいの視点で、何言ってるのかもよく分かりませんでしたが……それでも最後の議論はなかなか面白かったですね。議論の初めに、今まで曖昧にしてた部分をぶっちゃけて話し始める御神楽はどうかと思いましたが。
これからの展開が全然分からないんですが……どうなんでしょう。走っても走らなくても面白いことは面白かったんで、やっぱ青春方面で進めてほしいですね。