とある魔術の禁書目録 14

読了。

攻撃は不発に終わったはずなのに、その表情には余裕しかなかった。
「今のでお前は追い詰められた」
「……?」
「そして、次でチェックメイトだ。推論が確証へ変わっていっていると言っているんだよ」

いま世界中でデモが起こっている。プラカードに書かれた批判の的や、燃やされている看板の内容は……学園都市。ローマ正教20億人が敵となり、抗議行動を起こしている! 放課後の買い物帰りの上条は一転、フランスに向かい「C文書」 なる霊装を破壊することになった。


まあ、普通。
有り体に言えば「五和 が 端役キャラ から サブヒロイン に 昇格 しました!」 という話。どうでもいいですけど「いつわ」 で「五和」 に変換できるんですね。
というわけで、五和が表紙を飾ったりカラー口絵でピンナップだったりしますが、まあ、あんまり五和が何かをした覚えがないというか……というか、どんな話だったかも早速忘れてきましたけど? 眠いだけだと思いますが。
印象に残ってるのは152頁「そっ、そそそそそれならですね、私が――」 という、何だかよく分からないけど”おしぼり*1属性? みたいなのと、254頁「一流の悪党ってのはな、カタギの命は狙ねェンだよ」 の決め台詞とか、307頁「……忘れて、いる……?」 でバレちゃった所とかですね。というか今更その話を引っ張ってくるとは思いませんでした。
あと引用文あたりの土御門ですが、何か凄いことをやりそうだ! とか思いましたが、単純に”魔術と銃を同時に放つ” ってだけですね。普通に初読時に気づくべきって感じの描写でしたが、ちょっと読み飛ばし気味だったようです。というか、あとがきで言ってた「神浄」 って見た覚えがないんですけど、どこで出てきたフレーズだろう……? 読み飛ばした?


アースブレード” とか”神上” とか、何だかトンデモな感じになってきましたが、よく考えたら今更な話でしたね。
次の話は美琴のラストの引きから続きそうですが、というかそうあって欲しいんですが、なんだか別の話が1つ挟まりそうな予感もします。ちょっと不安。




余談。
33ページの吹寄、どう見ても「メイド刑事」 のスーパーボール持ったルカです。本当にありが (ry


追記。
調べたら普通に載ってました。(→とある魔術の禁書目録 Index) 「神浄の討魔」 ……ってこれも1巻ですか。

*1:関係ありませんがホカホカの方が好きです。