クジラのソラ 02

クジラのソラ〈02〉 (富士見ファンタジア文庫)

クジラのソラ〈02〉 (富士見ファンタジア文庫)

読了。

「くっ、来るな! あっちいけバカー!」
「そう嫌がるなって。別にいじめたりしないから、仲良くしようぜー」
「英語わかんねーよ日本語しゃべれよバカーっ! だいたいロクなこといってないのはわかるけど!」
「だからそうびびるなよー。あたしは平和主義者だぜ。ノーウォー、ノーウォー」

異星人 <ゼイ> の無敵艦隊により課せられた一つのゲーム。そのアジア大会を突破し、ワールドグランプリに進んだ雫たち <ジュライ>。だがその1試合目で、ゲームの参加者が死亡してしまう。


1巻よりはすっきりしてたかな。
まあつまり読みやすかったということで、設定とか展開とかが分かりやすかったということですが。ただそれ以外はわりと1巻から変わってなくて、全体としては微妙かな……。やっぱり一歩ひいたような視点から抜け出せません。
ただ、274頁「わたし、雫の力が欲しい。雫に助けて欲しい。雫、お願い」 はなかなかぐっと来ました。わざわざ名前を連呼するあたりが、小憎らしいテクニックですね。


うーん、何が足りなくて面白くないのかさっぱり分からないので、このまま読んでも惰性で同じ感想になりそうな予感がしますが……3巻は買ってあるので、とりあえず読んでみます。