お隣の魔法使い 永遠は三つめの願い

読了。

「いったい、なんだったの?」
新手の郵便会社の配達員だったのかしら。
ともあれ、あたしはツクツクさんの持っているカードをのぞき込んだ。
『春風注意報。渡り猫が到来しております。お手を出さないよう願います。猫々管理局より』

春一番に吹かれる第一話から、二人の気持ちが少しだけ見える最終話まで、ちょっぴり不思議で心温まるツクツクさんワールド、サードシーズン。


超なごむ。
不思議なお隣さんにまつわるストーリー3巻。といっても、ここまで来たところで、変化してる箇所なんてほとんどありませんが。唯一、”「トゥックトゥイックです」 と訂正” する場面が少なくなっているくらいでしょうか。最終話はそれに関連することで変化が訪れますが……それより、綴りがどうなってるかの方が気になったり(笑)
18頁「まずは一猫です」 なんという天国。こんな季節のイベントがある場所に行きたいですね……。31頁「まさかと思って、あたしは電子レンジを開けてみた」 もうこのシチュエーションが面白すぎるw 正に「まさか」 と呟いてしまいましたよ。


次回からは1〜3巻の3年間を時系列バラバラで、ということで、二人の関係がここでストップしてしまうのが少し焦れったいですが、まあこんなもんですかね。次も期待。