渚フォルテッシモ 3

渚フォルテッシモ3 (MF文庫J)

渚フォルテッシモ3 (MF文庫J)

読了。

「大地にひっつかないでよ、ママ!」
「だって、絶対に逃したくないんだもん」
セシリアはまったくこたえた様子もなく、大地の腕をぎゅっとつかむとあっけらかんと言う。
渚の顔が赤く染まった。
「私が逃がさないから大丈夫!」

UMA研究会としての初めての活動は、山奥の祠に現れる大蛇の探索。泊りがけで行く探索に、朱里は大地と渚から漂う親密な雰囲気に戸惑うが……?


強烈ママさん登場。
そして渚と渚ママの間で交わされる会話に、全く頓着しない大地。いくらなんでもそれは……鈍いとかいうレベルじゃねーぞ! なんて言いたくなります。そのくせ、93頁「ていうか、『ラーメンが好き』 って自分で認めてるけど」 は的確なツッコミだったりするんですが。


今回スポットが当たってるのは朱里ですが、ストーリー的に渚が居ざるを得ないので、どうしても印象薄。不憫な子です。