超鋼女セーラ外伝 超鋼聖女ベッキー 第一章 オデ娘による福音書

超鋼女セーラ外伝 超鋼聖女ベッキー (HJ文庫)

超鋼女セーラ外伝 超鋼聖女ベッキー (HJ文庫)

読了。

『あ、いえ……聞いてください牧師様』
信者の告白が始まる。
『実はこのわたくし、ニーソックスが大好きなのです』
「はい、神はニーソックス大好きを赦されました」

まったく家に立ち寄らない父のおかげで貧乏生活を強いられている春日井絢乃。そしてロボ娘ベッキー。春日井教会の牧師である絢乃には、もう一つの顔があった。それは悪魔を退ける”エクソシスト”。日々の生活費を稼ぐため、絢乃は相棒ベッキーとともに、西へ東へ大奔走!


うん、”超鋼女セーラ外伝” はいりませんね?
まあ外伝ではあるのですが、ほぼ別物です*1。本編がラブコメ比率8:2の甘々展開だとしたら、こちらは0:10です。茸味はそもそも登場しません。むしろ、登場する男性が変態ぞろいというアレな展開です。
それにしても、なんというか……カオスにも程があります。「なんだってー!?」 とか、チーム・サティスファクションとか、もう意味わかりません。ただノリで書いてるとしか。でも、セーラが真っ赤な顔で涙目になりながら嫌々ニーソックスを履く姿は……「ぐっじょぶ」 と言わざるを (ry あと、98頁「黙れ凡ソックス!」 の一蹴ぶりがなかなかツボでした。


いやー本当に、どうでもいい話ばかりですね。第一章なので、まだ続くみたいですが……。



余談。
・「オデ娘」 って「ボクッ娘」 と似たタイプの名称かと思いきや、単に額の意味でのオデコでした。
・絢乃がやたら可愛くなってる……気がします。既刊の姿をあまり覚えてませんが。
ベッキーが「これ誰?」 という感じに。同上。ボディが違うんですね。

*1:作者には編集さんと決闘して欲しかったぐらいです。