戦う司書と神の石剣
- 作者: 山形石雄,前嶋重機
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/07/25
- メディア: 文庫
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「………そんなはずはない」
ウインケニーは、アルメから目をそらしてうつむく。
「いや、説得は無駄か。
俺たちはお互いに、馬鹿げているほど一途だ。
とことん気の合わない俺たちだったが、それでも友人だったのは、その一途さ故なのだろうな」
武装司書のミレポックは、「ラスコール・オセロ」 なる人物を独自に調査することにした。しかし、かの人物を追うものには必ず死が待っているという……。
うへぇ。
今回もまた新しいキャラが出てきて、過去の話を繰り広げるもんだから、はいはい死亡フラグ死亡フラグ、とか思ってたんですが……なにこの急展開。死亡フラグとかどうでもよかったですね……。243頁「(私の能力を忘れた?)」 あたりなんかはかなりの燃え展開だったんですが、その後が強烈でした。なんだこれ。こんなのアリですか。
あとがきの著者名のルビが「やまがたたいしお」 になっててちょっと笑った。さて5巻5巻。
余談。
確か2巻くらいからミレポックはカラー口絵に登場してたと思いますが、ここで初めて彼女がミレポックだと分かりました。4巻表紙イラストのイメージが冷静・冷徹だったので、ちょっと違和感がありましたが。