狂乱家族日記 九さつめ

狂乱家族日記 九さつめ (ファミ通文庫)

狂乱家族日記 九さつめ (ファミ通文庫)

読了。

「さすが『傾国のテロリスト』、常に散歩先を見据えて布石を打っておくわけですな!」
「ふふ……いやいや、褒めても何もでないわよん……?」
「さすが『超常現象対策局の腹黒妖精』 『食い意地魔法少女』 『逆カリスマ』 『強さデフレ』 『こいつお菓子食べてるだけじゃねぇ?』 などと謳われ――」
「何そのニ●ニコ動画のタグみたいな渾名……?」

「来るべき災厄」 で力を使い果たし、赤ん坊の姿となった月香。泣き出すたびに辺り構わず電撃を放出する赤ちゃんに、狂乱家族はお手上げ状態だが……? ”転” の閻禍伝説編、開始。


うーん、なんだかプロローグ。
第一章はいつものコメディのノリで楽しかったけど、第二章の閻禍たちの過去編からはほぼ真面目モード。この”転” は全三巻予定らしいので、たぶん拾壱さつめでは盛り上がってくるんでしょうが、今はまだアッサリ風味です。


とはいえ色々と波乱が予想されるラストだったので、そこは楽しみ。次に期待。