DOORS II 新たなる敵を修繕せよ!
DOORS II 新たなる敵を修繕せよ! (角川スニーカー文庫)
- 作者: 神坂一,岸和田ロビン
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/04/01
- メディア: 文庫
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「ち……ちょっとは……怖い話、知っ、知ってるんだ。ままままあ、ほんの少しは怖かった、かな。あ、あたしに言わせればまだまだだけど」
爽やかなまでにロコツな強がりに、シュリンは涼しい笑みを浮かべ、
「そりゃあこういう時は、最初にヌルめの話を持ってくるのがセオリーだからね」
おかしくなった世界を直すためにドアをくぐり飛び込んだ異世界で、突如あらわれたプロフェッサーM! 世界修繕の必需品レンチを奪われ、元の世界に戻る術をなくしてしまった!?
いやあ面白かった。触手には勝てないけど
今回は最初の1,2話はシリアス風味なので、ちょっと期待はずれでしたが(というより、期待しすぎてた)、だいたいは1巻と同じく大笑いの内容だったので、満足です。とにかく「SF職人」 が面白すぎてたまりませんでした。123ページのイラストがかなり分かりやすくて笑った*1。SF職人TUEEEEEEEEEE!!!!!!!!!111
でも今回で一番笑ったのは178頁「ポテチ好きの子供たちがたかってくるのは必然の理!」 。ここが勢い良すぎて死ぬほど笑った。”3秒ルール” とか。
ラストが、意外と納得できる理由だったり*2、衝撃の事実が発覚したり。他のシリーズとかどうしようかなあ。スレイヤーズとか長そうだし。