疾走する思春期のパラベラム 心的爆撃

疾走する思春期のパラベラム 心的爆撃 (ファミ通文庫)

疾走する思春期のパラベラム 心的爆撃 (ファミ通文庫)

読了。

「まったくもうおとななのにだらしない」
里香はぷんすかと頬を膨らませた。
「私はまだじょしこーせーだ。いわゆるJKだ」
「じょしこーせーはもうおとなです!」

文化祭が近付く中、映画部は自主制作映画の上映に向け慌ただしい日々を過ごしていた。そんな中、睦美はかつての”恋人” と再会する。かつて自分に能力を与え、自分が殺したはずの少女――。


まあまあ面白かった。
どうにもテンポが合わなくて、コメディな会話はひたすらギクシャクして見えたり、シリアスな場面もさらっと流されたりと、なかなか感情がついていかなかったんですが……このちょっとアレな展開は楽しかったです。状況というか。”トラウマ抱えた人の影が襲い掛かってくる” とか、最後の主人公の選択とか。


話の続きは気になるんですが……シーン単位ではあまり面白くないので、どうにも微妙なシリーズです。さてどうしましょうか。