イマジン秘蹟 3.WORLD'S END=SUPERNOVA

読了。

「……背中?」
「……少しくらい驚きなさいよっ。私の渾身の逆セクハラを軽々とスルーするなんて、まったくキミという男はっ」
「別の意味で驚いた。まるで癒されない。むしろ、憐憫の情に取り憑かれてしまった」
「呪ってやる。呪ってやるわ」

今久留主後攻で、突然頭が良くなったり、正義のヒーローと思い込んだり、普段とは別の人格に返信してしまう怪現象が発生。<イマジン>も調査に乗り出すが、光紗たちも怪現象に囚われてしまい――。


やっぱり面白い。特に最後の”祓い” の言葉は爆笑。
そして相変わらず光紗先輩がかわいすぎます。セクスィー(笑) それに加えてちこり先輩も少々あったり、新キャラ幼女フラグまで……って、そういうの全部をメタ姉がぶっちゃけるのはいい加減やめてくださいw ちこり先輩フラグとかほんの2, 3行だったのに。
既刊がどうだったか覚えてませんが、今回はなんだか淡々とした地の文でした。それにまた主人公の過去が垣間見えたりして、218頁「そっか……まだ……続けてたんだ」 あたり、”主人公の独り芝居” の予感がします。なんという超展開。……でも「想像の余地」 として放置されそうな気も。


しかしこの人多作だなあ。まあ最近は他の本に手を出す余裕はないんですが。次も期待。