ゼロの使い魔 14 水都市(アクレイア)の聖女

読了。

「でも、ぼくは多少、アルビオンで地獄を見てきた。威勢のいいことばかり言ってる連中は、ぼくも含めていざというときにはからっきしだった。だから、いまいちきみたちにはついていけないのさ。なんというかな、そういうのは芝居の中だけにしておいて欲しいんだよ」

ガリア王ジョゼフの野望を砕くため、ロマリアへの協力を決めたルイズ。しかし最も危険な役割を担う才人を案じ、ロマリア教皇の「世界扉ワールド・ドア」 を通して、才人を元の世界へ戻すことを決意するが――。


郷愁編終了。
やっぱり会えない親との話は反応してしまいますね……。198頁「うるせえなあ、なんて、あの頃は心の中で思っていた」 とか切なすぎてたまりません。その後のジュリオの口上もなかなか真に迫っていて良かったですね。”後で殴るとか言って2行後には殴ってる” のにはちょっと笑いましたが。


近刊では何故か右肩上がりのギーシュ株。死亡フラグにも届かないくらいの活躍は、なんとなく眩しいような気がします。次も期待。