タロットの御主人様。 5
- 作者: 七飯宏隆,YUKIRIN
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/06/10
- メディア: 文庫
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「あんたら、ケンカならよそでやりな。あたしの邪魔だけはしねーでくれよ」
「……。見たいもの?」
これ幸いとデュースの腕をすり抜け、私は訊いた。
志摩桜がニヤリとする。
「あのヘソ曲がりが占いをはずすところを、さ」
秋人が幼なじみの結夏と大喧嘩したその夜、彼の目の前で結夏は連れ去られた。圧倒的な力を持つ真冬にリベンジを誓った秋人は、結夏を奪い返すべく起死回生の賭けに出るが……?
なんという能力バトル。
ラブコメ部分も霞んで見えます。まあ少年漫画的展開は嫌いではないですが、これを面白く感じた理由は、今まで4巻もラブコメが続いてきた反動かも。
上巻を読んだときの予想は親密度を増して帰ってくる展開でしたが、うーん、それほどでもないような? 個人的に見て取れた変化は、藤子様の脱落とアメジスティアの緩いが確実な上昇ラインってところかな。他はあまり変わってないように思います。
このままのテンションだと、そろそろ設定を忘れてきそうです。というか楽園化って何ですっけ。うーん。
余談。
カラーイラストで相変わらず男性がハブられてることに笑ってたら、大和の顔は普通に公開されてました。秋人の顔も露出してきてるし、結局何だったんでしょうか。それはそうと、そろそろ誰が誰かわからなくなってきてます。