されど罪人は竜と踊る DD2 Ash to Wish

されど罪人は竜と踊る 2 ~Ash to Wish~ (ガガガ文庫)

されど罪人は竜と踊る 2 ~Ash to Wish~ (ガガガ文庫)

読了。しゃっぷる2巻が売り切れでしたorz

俺は涙目で訴える。
「あの、こんな状況で嫌がらせする意味ってなに?」
「私は、自由とは、近代の前提である、とても大事な概念であると思っている」
「自由すぎるわ! あと近代の定義だけなぜ正確なのかが意味不明だ!」

有名咒式企業咒式の御曹司が誘拐された。身代金交換の場にガユスとギギナが護衛を頼まれる。だがそれは、エリダナ全市民を陥れる、悪魔のゲームの始まりに過ぎなかった……。


 分 厚 い 。
読むのに6時間くらいかかりました。その上に内容がヘヴィなので、もう疲れましたよ。まったくもう重い重い。どれくらいかというと、直後に「マーベラス・ツインズ4巻」 を読んで、あまりの軽快さに笑い出してしまったくらいです。そういえばライトノベルってこういう感じでしたよ。
まあ一度読んでいるので、読み進むたびに色々と思い出していくわけですが……嫌な展開しか思い出せません。レメディウスとかナリシアとかナリシアとかナリシアとか。当時は”死ね死ね連呼” にびっくりしたものですが、他にも似たような文章を見たことがある*1せいか、それほど迫力も感じませんでした。胸糞悪くなるのは相変わらずですけどね!


棚怪人のイラストは腹抱えて笑った。次も期待。できれば短めで。




余談。
カラーイラストの羽根で飛んでるギギナの構図がいまいち理解できなかったんですが、折り込みの繋がってるイラストを見てようやく理解。パンチラができる角度ですね、わかります。


余談2。
クルーク・リブレがブリレに戻ってました。DD1のはやっぱり誤植だったんですね。2巻は誤字脱字が減ってますが、相変わらず脱字が見つかります。

*1:成田良悟作品だったかな。