ストライクウィッチーズ 参ノ巻 スオムスいらん子中隊はじける

読了。

「もちろんわたしは迎撃するわ。中隊全部の攻撃力をもって、敵の攻撃を撥ね除けるの。でも……、あの子ってばしつこいのよ。何度攻撃してもまるでネウロイのように侵入してくるの。そのうちにまず、上部防衛戦線が突破されてしまうのよ」

「いらん子中隊」 にロマーニャ空軍からチュインニ准尉が転属してきた。記憶喪失だという彼女だが、なぜか智子のことだけは覚えていて――。


ヤマグチ百合ノボル、本領発揮。
ちょっと前に出たゼロの使い魔の短編でも、そういう話がありましたが……まあ似たような感じですね。1巻2巻ではもうちょっと抑え気味だったように思いますが、3巻ではなんかもう冒頭からはじけてます。まさにサブタイの通り。17頁「舌を突き出すと、マグカップの中に差し入れ、上下にこすり始めたのだ」 とか。笑いこけてしまいました。ぴちゃぴちゃと音を立てるんですね、わかります。


ちょうどスカイ・クロラシリーズを読んでる最中なので、この温度差には苦笑するしかないですが……まあこれはこれで。あとがきは濃すぎてさっぱり分かりませんが。