メグとセロン 3 ウレリックスの憂鬱

読了。サブタイはキノの「店の話」 の店長が読んでいた本、でしたっけ。こういうの見つける人がいるから大型掲示板は困る。

「やっぱり人は無理はダメですね。無理はいけないのです。どうか、もう無理はしないでください。分かりましたか? セロン・マクスウェル」
無理という言葉を立て続けに三回も使われて、フルネームで親しげに呼び捨てにされて、
「え、ええ……。はい。そうします」
セロンは、なぜか敬語で答えた。

新生”新聞部” に、演劇部副部長のソフィアから相談がもちかけられた。あるものを探して欲しいという依頼に、6人全員で捜索に出るが……。


セロン萌え小説。
もう間違いない。メグセロは、純情STEP少年のセロンに萌える話ですよ。もちろんメグも可愛くて、163頁「昔の私が怒るからだめですよ?」 辺りはきゅんとなること請け合いですが、メグとセロンで比率は 3 : 7 です。 2 : 8 でもいいかもしれません。それに143ページと181ページ挿絵のセロンは、さすが黒星紅白! といった表情。特に後者は腹かかえて笑いましたよ。
102頁「……”幼なじみが過去を語る” のは、法律で禁止すべきだ!」 そんな幼なじみが欲 (ry 162頁「驚嘆して憤慨してしまうわね」 あー、そういえばメグミカが天然系おっとり少女に見えるのは、大半はロクシェ語のせいで、実はお姉さんキャラだったんですね。弟の話は1巻でもしてましたし、メグセロはきっちり整えて作られているようです。


メグの口調的に、セロンは多分、パーティまでには習得し終えていそう? どうでしたっけ。次も期待。