魔女の生徒会長 3
魔女の生徒会長〈3〉案山子たちのグランギニョル (MF文庫J)
- 作者: 日日日,鈴見敦
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2008/07
- メディア: 文庫
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「病人扱いしてほしいなら病室に引っ込んでなさいよ ! ! 怪我が痛いなら無理して動かず安静にしてなさいよ ! ! 人並みに扱ってほしいんでしょう――他の校舎のみんなと平等に! 公平に! 扱って欲しいんでしょう ! ? 」
C校舎の総代表から依頼が入った。かつての「みんなの友達」 事件――首切り殺人の再発だ。生徒会一行はC校舎におもむき、事件を解決しようとするが……。
なんか殺伐。
終始「ほんとうは残酷な御伽噺」 という感じで進むので、なんだか……そう、潤いがないような気がします。過去の話がところどころに挿入されて、それが常に乾いた雰囲気をかもし出してるんですね*1。コメディ要員であるコロチカやオセロもほとんど出番無し。それでもコロチカは別グループで話が作れる分、ちょっとだけ出てるんですが……今回の話は生徒会の出張なので、オセロの出番はまったくのゼロ。ちょっと残念です。
ちなみにオズの魔法使いは知らないのでちんぷんかんぷんでした。次に期待。
*1:しかし地の文でミミクロがハッピーエンドフラグをバリバリ出してるので、あまり緊迫感がないんですが。