C^3 ―シーキューブ― 4

C3―シーキューブ〈4〉 (電撃文庫)

C3―シーキューブ〈4〉 (電撃文庫)

読了。

「……おにぎり?」
「そう。ハルが握ったこの美しい正三角形のフォルム、磯の香りが素晴らしい味付け海苔、そしてアツアツの炊き立て米。で、食欲をそそるコレをじゃね……」
と、黒絵がひょいとおにぎりをお盆から取り上げ、クルリの前へ。そしてちょこんとその前に座り込み、
「もむもむもむもむ」

体育祭がいよいよ迫る。高まる意気込みとともにダンスの練習をしていたフィアたちのもとに、訪れたのは――「……ふぇ゛」 なんて、無口なぼんやり不思議少女だった。だが彼女には呪いのニオイがしており……?


あ、けっこう面白かった。
わりと期待してなかったので、けっこう楽しめましたよ? 確か3巻はダレてた気がするんですが、この巻はなかなか緊張感がありました。”味方っぽいのが仕方なく敵に回る” 展開とかツボすぎます。
64頁「せ……責任取ってくれ。夜知」 174頁「脱ぐのはお前の前でだけだぞ、、、、、、、、、、、、、いいんちょの出番少ないけど満足です。233頁「これを振るうのは、ただ――ただ。自分の背後に存在する、誰かを救いたいが為」 おお、いいですね。でも戦闘面から言えば、フィアって隠し玉多すぎて後出しジャンケンな感じ。


挿絵が半分くらいエロくてもお約束。次も期待。