黄昏色の詠使い7 新約の扉、汝ミクヴァの洗礼よ
黄昏色の詠使いVII 新約の扉、汝ミクヴァの洗礼よ (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 細音啓,竹岡美穂
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2008/08/20
- メディア: 文庫
- クリック: 40回
- この商品を含むブログ (44件) を見る
「だから俺も、そんなあいつが嫌いじゃない」
吹き荒れる風。
こんな風が吹くたび、あの男の口癖を思い出す。
”好い風が吹いてきたじゃないか、なあレフィス?”
<イ短調>のサリナルヴァから依頼を受け、エンジェで開かれる新種触媒の披露会に出席することになったネイトたち。しかし、そこには空白名詠の使い手・シャオが待っていた――。
新章スタート。盛り上がって参りました。
そして伏線というか、出し惜しみというか、情報を散りばめすぎなので、そろそろ忘れていきますよ! まあおおまかには楽しめるんでしょうが、置いてけぼりをくらいそうでちょっと不安です。世界の根幹の真実とかを、説明するのは別にいいんですけど、登場人物がすごく驚いててもこっちは反応できなさそうですし。
ネイトとクルーエルはいつもどおりだとして(というかこんなに鈍感だったっけ?)、今回はエイダかわいいよエイダ、なところが良かったですね。いつも頼りになる強キャラ扱いだったし、余計にそう思います。ただ惜しむらくは、相手のことを鑑みるにバッドエンドになりそうなことですか……。
まだまだ戦闘シーンが続く模様。そろそろカインツの出番ですね。次も期待。