きゅーきゅーキュート! 8

きゅーきゅーキュート!〈8〉 (MF文庫J)

きゅーきゅーキュート!〈8〉 (MF文庫J)

読了。

愛しい、という感情。
手放したくない、という想い。
壊れそうなほど抱きしめてほしい、という欲求。
――――――――大好き。
―――――大好き!
――大好き ! !

魔界から転校生がやってきた。しかも普通科に。人間界の見学に来たというが……妙な素振りを見せるものの、特に何も起こらず、亜威姉妹ともすぐに打ち解けた。だが奇妙な人物の登場は、これだけに留まらず――。


あっれ、なんかすっごい楽しかった。
色々と理刀とキュートを邪魔してきたフォンターナ家ですが、ついに真打ち登場、といったところ。前半はいつものごとく、何故か新キャラ*1にさえ即モテる理刀、な展開ですが、後半のアドベンチャーパートでは読み進む手が止まりません。なんでだろ?
38頁「大量虐殺ポグロム異教徒ゴイーム器の破壊ツィムツィム」 あれ、なんだか既視感が……と思ったら、昨日読んだ「ぷ9!」 でした。93頁「わたくしは、そういったことも殿方の甲斐性だと思っております」 ああ辛い! こんな台詞言われたく……言われ……いや……?


ラストはある意味予想通りというか、「ですよねー」 と言いたくなりますが、結構いい引きで終わってますよ。期待。

*1:このキャラは、正体を明かす直前で「あれ? そういえばスライム使ってた?」 と気付きかけたんですが、結局深く考えずに進んでしまいました。