タロットの御主人様。ぷちふらぐめんと。

タロットの御主人様。ぷちふらぐめんと。 (電撃文庫)

タロットの御主人様。ぷちふらぐめんと。 (電撃文庫)

読了。

「はっきり申し上げておきますわ、結夏さん! その『あ〜ん』 は、あなたが勝手にやっていい『あ〜ん』 ではありませんの。秋人様に『あ〜ん』 をできるのは、世界でただ一人、許婚たるこの私だけ! ……わかっていてよ。あなたはただの幼なじみのフリで周囲の目を欺きつつ、虎視眈々と『あ〜ん』 のチャンスを狙っていたのでしょう。計画的犯行ですわね!」

番外編。


まあまあ。
面白かったことは面白かったんですが……やっぱり、”占現、失敗、パンチラ” が三回も続くと閉口ですよ。リアクションだってテンプレになってきますし、それ以前に本編でも何度か使ってますしね。
まあそんな感じで、最初の三話はスルー。189頁「あの子は、天然の野郎キラーってことだよ。あーやだやだ」 多才ですねジブリール……。一家に一箱欲しいかんじ。215頁「尻に敷いてしまえばいい」 そ れ だ !  カラーイラストのデフォルメ具合と言い、シリアスキャラが一転してコメディにいくと、大抵は好きになってしまいます。でも181ページのイラストみたいに変装されると、キャラ認識能力が著しく低下するので止め (ry


本編ではラブコメ分が足りない、なんて印象が残ってますが、これはこれでだれますね。逆に第5話が新鮮だったりします。