藤堂家はカミガカリ 3
- 作者: 高遠豹介,油谷秀和
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/09/10
- メディア: 文庫
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美琴はリモコンを置き、神一郎を見た。
「キッチン担当からは何かある? キッチン以外でも何かあればどうぞ」
「そうだな。冷蔵庫の中は配置が決まってるんだが、それを乱した奴はこんにゃくゼリー一個没収だ」
「このルールが厄介なんだよねー」
神一郎たち4人と、春菜の親友・沙紀の計5人で遊園地に行くことになった。そこでハテビトから襲撃を受けて苦戦する2人の前に現れたのは、北欧勢力のレッテだった――。
あ、割と面白かった。
2巻が微妙だったので期待値低めにしてたんですが、それ程悪くありませんでした。個人的には1>3>2*1。そういえば2巻のラストではアレな展開になってたと思いますが、あれ、放置ですか? 今回のを伏線にするとしても、地味なのにしかならないと思うんですが……。
128頁「よけてみせる!」 1巻2巻とも同じようなやりとりをしてるんですが、ここで何故かツボに入りました。絵師あとがきGJ。162頁「でも……大切な人だから。神一郎さんも、沙紀ちゃんも」 ここは不覚にもちょっと感動。219頁「そこまで再現してるんだ。そこまでバカなんだ」 カラーイラストにあったメロンがポリゴンチックなのが気になってたんですが、さすがにこれは吹いた。というかこいつ、出てくる度に地味にパワーアップしてる気がします。
またなんか表紙がアレなことになってますね。そろそろこのネタも厳しい雰囲気。でもまあ、次も期待。