ゼロの使い魔15 忘却の夢迷宮
ゼロの使い魔〈15〉忘却の夢迷宮(ラビリンス) (MF文庫J)
- 作者: ヤマグチノボル,兎塚エイジ
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2008/09
- メディア: 文庫
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「おねえさま、いったいその顔はなんなのね!」
「……なに?」
「もう! おねえさまのことはいつも見守っているシルフィなのね! ああもう! そんなことはどうでもいいのね! その顔は明らかにどうにかしちゃってる顔なのね! 頬が染まっているのね! どんな夢を見たか言うのね!」
ハルケギニアに残ることを選択したサイトは、シェフィールドが率いるヨルムンガントの撃退に成功する。またルイズの記憶を救い、再び絆を取り戻した。だが同時に知られたサイトの”妄想” は、ルイズの逆鱗に触れっぱなしだった……
やっとジョゼフ編終了。
そして意外と面白かったです。なんかゼロの使い魔って、ついついハードル低めに設定してしまうので、意外な部分で面白さを感じてしまいます。とりあえず、”タバサがあああああがががガガッ” みたいな感じでひとつ。そういや”キスで焚き付ける” なんてシーンもありましたね。
20頁「会心の本塁打であった」 とか、135頁「レ、レモンちゃん恥ずかしい……」 とか、ラブコメ的なのは、まあまあいつも面白いんですが、今回は237頁「そうしよう。な? シャルル。それがいい。だろう?」 辺りが良かったですね。不覚にもちょっと感動。あと227頁「捕まえた」 とかも意外に面白かったです。もうちょっと単調な展開になるかと思ってたんですが。
さてこれからどうするんでしょう。また短編とかになるんでしょうか。あり得そうで怖いです。まあそれはそれとして楽しめそうですが。