ROOM NO.1301 #10 管理人はシステマティック?
ROOM NO.1301 #10 管理人はシステマティック? (富士見ミステリー文庫)
- 作者: 新井輝,さっち
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2008/09/20
- メディア: 文庫
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「でも、最近、ちょっと別のことを考えていまして」
なのに狭霧の話がするっと脱線するのを健一は感じた。
「はい?」
「結婚は結婚でちゃんとしますけど、その前に別の人と恋するくらいはしてもいいのかなって、そう思うようになったんです」
狭霧はそう言ってじっと健一の方を見た。
佳奈への告白に傷ついた日奈が、健一にエッチを迫る ! ? 以前のままではいられない二人。そして幽霊マンションの住人にも同様に、変化が訪れていた。刻也も、綾も、冴子でさえも――。
次で終わりかー。
ぐだぐだ考えながらも何とか良い方に持っていこうとする、そんな感じの登場人物たちが好きだったんですが、問題の解決とともに幽霊マンションを出て行くというのは当然の流れ。「寂しい」 というのは、物語との別れを体験する(予定の)読者にも当てはまります。そして富士ミスが終わってしまうのも当然n
シリーズ的にはまだ色々と続くようで、それは良いんですが、「私の愛馬は〜」 は放置ですか? まあほとんど忘れてるんですが。