さくらファミリア! 2

さくらファミリア! 2 (一迅社文庫 す 1-3)

さくらファミリア! 2 (一迅社文庫 す 1-3)

読了。

「おれはロリコンじゃない。年下好きなんだ」 ペトロは胸を張る。「いいか、年下好きは毎年一歳ずつストライクゾーンが広がっていくんだぞ。ゆくゆくは世界を支配すると言っても過言ではない」

ある日ぼくの家に、またしても怪しげなクール宅配便が送りつけられた。箱には「聖霊在中 要冷凍」 の文字。中で凍っていたのは、本当に、エリとレマの顔をした体長30cmの『聖霊』 だった――。


登場人物総ボケ。
そして麟音に続き、1巻で気になっていた事を気にせず読むようにしました。うん、なんにも疑問に思わないで読むと楽しいですよね。いきなりメタ視点になったり、一迅社文庫が云々とか言われたりしたって、細かいことは気にしないでおくべき。
以下コメント。27頁「神様のやるべきことをやったりしたら」 なんという伏線……。まあるーしーのようにあっさり許されたりするのかもしれませんが。93頁「ほんの十ヶ月かそれくらい冷凍になっても」 逆にこっちは放置? 182頁「だから、ねえ、もう生まれ変わる前の記憶なんて、関係なくなってるでしょ?」 迎撃タイプか……。図らずも1巻の不満を解消してくれました。


エンドマークなしということで、3巻もきっちりあるようです。最近の杉井光は刊行がハイペースすぎて反動が心配ですが、次も期待。