マーベラス・ツインズ契 3 いつわりの仮面

マーベラス・ツインズ契 (3)いつわりの仮面 (GAMECITY文庫)

マーベラス・ツインズ契 (3)いつわりの仮面 (GAMECITY文庫)

読了。

「わたくしの人生で、いまほど幸せだったことはありません」
「本当に?」
「本当です。わたくし自身ですら、いままで自分が女だということを忘れていたのです。でもいまは……」
小魚児が楽しそうに聞く。
「いまは、思い出した?」

花無缺と3ヵ月後に決着をつける約束を交わした小魚児。しかし小魚児は銅先生の手により、二度と逃亡しないように捕らえられてしまう。その頃、花無缺は燕南天と行動をともにしていた。そこへ江別鶴が現れ、衝撃的な素顔をさらし出す――。17歳の小魚児たちの冒険を描く第3巻。


面白かったです。
まあ契2巻のラストが凄かったので、いくぶんか見劣りはしますが……。それでも、小魚児と花無缺のコンビは見てるだけで楽しいですね。233頁「あってもらっては困ります」 なんかはタイミング良すぎて思わず吹きました。そして、格上の相手に小魚児の弁舌が冴え渡ってるのも楽しいです。82頁「あいた! 骨が折れた!」 とか。やっぱり小魚児はしゃべりが無いと。


微妙に”NTR” 展開でショック。いやまあ、口絵で予想はできるのですが……。次は2ヵ月後。期待です。