薔薇色にチェリースカ 4

薔薇色にチェリースカ〈4〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)

薔薇色にチェリースカ〈4〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)

読了。

「ときめいてくれて嬉しいのダ」
「そりゃあもう」
「でも、キラサキは知っていたのダ?」
対してソフィーは、手首を丸めてネコの真似。
「ワタシが一応、女だってことヲ?」

深秋のお茶会で屈辱を味わった優生会副会長、シシリー・アイスヒルは周到な罠を仕掛け、乱流真希を決闘リベンジの場に引き上げた。そんな真希を助けようと現場に向かう綺羅崎ヒロだったが――。


面白い。面白いんですが、
次で打ち切りですか。まあ何となく雰囲気は察してましたが……この語り口がコロコロ変わる文章にもようやく馴染んできたところなので、わりと残念です。というか、うん、この地の文は慣れれば結構面白いと思うんですよ?
それに、42頁「お前、いっぺん死んでみるか?」 とか、140頁「おれはこんなにもスケベなのか」 とかね、チェリースカとの関係も大分いい感じですし。というか口絵! 口絵のアレはどのシーンのイメージイラストですか? あれ? 158頁「朝のアレ――や、もしかすると」 一瞬なんのことか分かりませんでした。ディーザは雄でしたか。


表紙を見てどこの少女漫画かと思いましたが、アイスヒルでした。今回は全体的に彼女の巻。そして上巻らしい途切れっぷり。続きが気になります。