とある魔術の禁書目録SS 2

読了。キュガッ!

「もしそこの方、ここにいかにも頭悪そうな反抗期真っ最中の子羊がいませんでしたか?」
いきなり言葉を投げられた刀夜は面食らったが、やがて彼はこう言った。
「いいえ。ここにいたのはそばかすがチャーミングなお嬢さんでしたよ」

あのキャラからあのキャラまで、22の掌編のショートストーリー集。


これはすごい。
キャラクタの数が非常に多いこのシリーズですが、きっちり書き分けされてるんですねー……。当然といえば当然ですが、それを22にも分けて書かれると、改めてその凄さが実感できます。全部で230ページですから、1章あたり平均10ページ。5回めくれば次の話です。


特に面白かったのは親サイドの話で、本編にも色々絡んできそうです。御坂パパは結局なんの仕事なの? とか疑問は残りますが……。