火の国、風の国物語5 王女勇躍

読了。

「何を言うのだ、ディルヴァレン侯」
だがこのとき、真っ向から反論する者がいた。
クラウディアである。
「身なりが一体何だというのだ? その少年も我が王国の臣民ではないか。それとも何か、卿にとっては身なりさえ良ければ敵国の王であっても味方になるというのか?」

第二次トゥールスレン攻防戦が開始した。守りの堅いトゥールスレン砦に相対した王国軍は、砦を包囲して長期戦の構えを取る。だが事態は風雲急を告げ――。


アレス無双楽しいです。
さて前回の引きから続いて、アレスとクラウディアの旅が始まりますが、現在の旅を交えつつ回想をしています。これ、アレスって子供の頃から強かったんですね……。てっきりパンドラと出会うまでは普通の少年だと思ってたんですが。まあ普通はただの少年が王女の護衛はしませんね。
以下コメント。64頁「アレスさまの後ろにクラウディアさまを乗せて」 なんだろう……このどきどき感の無さ。なんとも白々しい。250頁「まず第一に……(中略) という事実を思い起こして頂きたい」 なんだろう……この既視感。って、あ! 「タクティカル・ジャッジメント」 と同じ作者だったんでした! あはははは! そういやすっかり忘れてました。あな懐かしや。 360頁「よろしいのですか、、、、、、、、そこにシビれる (ry そういえば、確か1巻のときは6人くらいだったような……。次は”10万人” ですね、わかります。


第一の謀略でも十分ひどい仕業ですが、はたして第二第三はどれ程のものか。第一くらいなら予想がついてたんですが……。楽しみです。