アカイロ/ロマンス 2 少女の恋、少女の病
アカイロ/ロマンス 2 ―少女の恋、少女の病 (2) (電撃文庫 ふ 7-17)
- 作者: 藤原祐,椋本夏夜
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/12/05
- メディア: 文庫
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「俺に、枯葉を見ろってのか? あいつとちゃんと付き合えって?」
――ふざけるな。
「灰原の感情や記憶を受け継いでるあいつを前に、灰原のことなんか綺麗さっぱり忘れて
、か? 冗談じゃねえ! ……冗談じゃ、ねえんだよ」
そんなことができる奴がいたら、是非ともお目にかかりたい。
景介が枯葉と出会ってから一週間。『迷い家』 へと案内された景介は、新たに一族の少女を紹介される。
あー……。ロマンス、か?
鬱+ちょっとロマンス+シュール、って感じ。コメディというほどではないかなあ。29頁「この性悪メガネ!」 とか、241頁「私の趣味だ」 とかがそんな点。とくに後者はバトルの真っ最中なのに吹いた。
あとシリーズのモチーフが、レジンキャストミルク→”ドラえもん” 、アカロマ→”アンパンマン” というのが、シュールを通り越して感心です。よくもまあ、あんなほのぼのアニメから、こんな殺伐としたアイデアが浮かんできますね。本当。
型羽かわいいよ型羽。もうすっかりデレてしまったので旨味は残っtt すが。次も期待です。