アカイロ/ロマンス 2 少女の恋、少女の病

読了。

「俺に、枯葉を見ろってのか? あいつとちゃんと付き合えって?」
――ふざけるな。
「灰原の感情や記憶を受け継いでるあいつを前に、灰原のことなんか綺麗さっぱり忘れて
、か? 冗談じゃねえ! ……冗談じゃ、ねえんだよ」
そんなことができる奴がいたら、是非ともお目にかかりたい。

景介が枯葉と出会ってから一週間。『迷い家』 へと案内された景介は、新たに一族の少女を紹介される。


あー……。ロマンス、か?
鬱+ちょっとロマンス+シュール、って感じ。コメディというほどではないかなあ。29頁「この性悪メガネ!」 とか、241頁「私の趣味だ」 とかがそんな点。とくに後者はバトルの真っ最中なのに吹いた。
あとシリーズのモチーフが、レジンキャストミルク→”ドラえもん” 、アカロマ→”アンパンマン” というのが、シュールを通り越して感心です。よくもまあ、あんなほのぼのアニメから、こんな殺伐としたアイデアが浮かんできますね。本当。


型羽かわいいよ型羽。もうすっかりデレてしまったので旨味は残っtt すが。次も期待です。