C^3 ―シーキューブ― 5
- 作者: 水瀬葉月,さそりがため
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/12/05
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 20回
- この商品を含むブログ (31件) を見る
「確かに、お前はしてほしくないことをやったよ。でも……それが全部無駄だったなんて言うのはあんまりだ」
「そうだ、フィアくん。君の行動は明確に間違っていたが、私にとっては何より尊い。無意味だと笑うことは誰にもさせない。それはきっと、気高く、誇っていい――間違いだ」
体育祭をなんとか無事に終えた大秋高校。そこでは今、文化祭が始まっていた。春亮たちのクラスは、「えーと、えーと……《真紅の輸血パック》 二つ、だ!」 ――ナース喫茶をやっていた。だがそんな彼らをよそに、事件は進行しつつあった。
なかなか楽しかったです。
何でしょう、このシリーズは何故か、読む前は期待値が下がっていて、読んだ後にそれをちょっと上回る……という美味しいポジションにいます。うーん……ラブコメ部分はベタでありながら、それ以外でちょっと驚く展開が盛り込まれている、とか? 今回は例えば、209頁「
以下コメント。76頁「我が
いんちょーさん大活躍の回で、もうメインヒロインじゃね? ってぐらいですが……実際それは有り得ない*1ので、ちょっと残念です。本当。
*1:メインならこんな足早な展開じゃないですしねー。