SH@PPLE―しゃっぷる― 4
SH@PPLE―しゃっぷる―(4) (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 竹岡葉月,よう太
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2008/12/20
- メディア: 文庫
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『…………こ、こうしてクロディーヌ嬢の冒険と使命の日々は終わったのだ。最後に名探偵の心を盗むという、前代未聞の大仕事をしてのけたのは、後にも先にも彼女ひとりだけだったろう――』
真夏の祭典まであと少し。青美で合宿しながら演劇の練習に励む雪国。蜜への想いはいまだ届かず――。そんな中、若光の君を男と知る「X氏」 が跳梁し、雪国&舞姫を脅かす!
今回も面白かったです。
しかし体調が悪かったのか、初読時は文章が全然頭に入ってきませんでした。いやあ参った参った。この人の文章は波長がぴったりマッチの超読みやすい文章だったはずなんですが……。所々でテンポを阻害されて、ほんとに全っ然でしたよ。2回目に軽く読んだ時は問題なかったんですが。
以下コメント。14頁「ファラデー定数とは!」 照れ隠しですね、わかります。あとアボガドロ定数が懐かしすぎて泣けた。156頁「真っ直ぐに撃ち抜かれた。理屈よりも濡れた瞳が強かった」 うわーあーあーあー! あばばばばばばばb (ry 228頁「自分の心を守ろうとした瞬間ね、うちら観客は簡単に冷めちまう」 なんという名言。なんか最近、親キャラが強い(?) 気がします。
いい所で終わってしまいました。続きが気になる所ですが、次は短編集? まあ、期待です。
私的メモ(簡易版)。なんか次回までに忘れてそうなので。
・胡蝶の宮→雪国←古葉さん
・久我原さゆね→舞姫←芝目
・蜜→舞姫。雪国が女装したことで舞姫≒雪国の認識が成立したとすると、ラストの告白(未満) の反応も納得かも?