ぷいぷい10!

ぷいぷい〈10!〉 (MF文庫J)

ぷいぷい〈10!〉 (MF文庫J)

読了。

.「新木先輩、『暇つぶし』 って十回言ってみてください」
「はいはい、答えはひつまぶしな」
「永遠に横たわると見えるもの、しかれどもそは……」
「十回クイズを見抜かれたくらいで、生骸ゾンビを召喚するなっ!」

タイについたシエラたち一行。ひょんなことからカレーの魔神の家系の少女を助けるため、カレー対決に挑むことになる。そしてついに、魔法のランプがカレー用ソースポットとして活躍する日が!


うん、楽しかったです。
しかしどんな雰囲気でもボケは忘れないのは流石というか何というか。まあ、深刻な展開になるのはあまり似合わないシリーズですから、そんなにダウナーになられても困るんですけどね。あと”それ、死亡フラグだよな……” なんて指摘があってその通りになるのがちょっと新鮮。
以下コメント。23頁「アルフさんは生きて日本に帰れると思って」 ラスボスネタはいいですが、これは笑えないw 47頁「『カレーの魔神』 のくせにずいぶん『甘っちょろい』 ことを言うのね」 誰が上手いこと言えと (ry 179頁「その素晴らしきボディラインの直線美を!」 そんな所でボケられても複雑な気分になるだけなんですけど!


何かと都合の良い展開になったりしますが、元々は半分ギャグなので問題なし。次も期待です。