きゅーきゅーキュート! 9

きゅーきゅーキュート!〈9〉 (MF文庫J)

きゅーきゅーキュート!〈9〉 (MF文庫J)

読了。

「理刀はモノじゃないんだぞ? いまはわたしがパートナーなんだから、シルティは遠慮してくれないか?」
「そっちだけ、クロヒメしゃんの。あとぜぇ〜んぶシルティシャープのおにいちゃん」
「そっちだけって、わたしには右腕だけか? いや、あ、そんなことが言いたいわけじゃなくて、その、なんだ……」

キュートの父ハンサムに「ササラ姫のお婿様選考会」 にのせられてしまった理刀。さっさと敗退してキュートたちと人間界に戻ろうとするが、理刀はどうも釈然としない気分。しかし迎えた二次予選の朝、選考会で負けられない理由を告げられ……。


まあまあ。
前回は良い所で終わっていたので序盤から楽しい。最近は読書に集中できなくて文章が頭に入ってこないことが多々あるんですが、このシリーズはぼけーっと読んでて OK なので気楽です……。いや本当。伏線が少ないって良いですよね!
それはそうと、前回からの続きで理刀とシルティのペアですので、他のヒロインの影が薄くなってもおかしくないんですが……見事に全員見せ場がありました。これはすごいかも。そして巴のアレな設定に吹いた。今までは”守られキャラ” だったのに……! まあすぐにフォロー入ったんですが。


さて、そろそろ選考会も終わり……というところでまさかの「続く」。中巻ですかそうですか。あとがき読むと先がちょっと心配になりますが、まあ大丈夫でしょう。次も期待です。