誰かのリビングデッド 3 魔性
誰かのリビングデッド〈3〉魔性 (C・NOVELSファンタジア)
- 作者: 海原育人,芳住和之
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2009/02/01
- メディア: 新書
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「世の中損得だけで回ってるわけじゃないですよ、きっと」
「夢見る少年だわ壮絶に気持ち悪いわ。手の施しようが無い感じ。ちょっとは落ち着きなさいよ。無茶言うのはあたしの仕事、あんたはそれを止めるのが仕事でしょ」
「落ち着いてるよ」
デルのマスターと会うために、エスケとオールトが本拠にしているケルプ都リンジット県オラス市に向かった。間もなく飛んできたオールトは「デルの主のところに連れて行く」 と言い出したが……。
わりと楽しかったです。
早々に漫才も終わって、コロンの予定が破綻したあたりから面白くなってきました。まさかの展開というか、よくよく考えたら当然だよねというか。
以下コメント。52頁「チーズケーキと哲学書くらい違う」 読みながら食べれるもんね! 130頁「本当、どこ居るんだろうね、うちの兄貴」 キャラ強すぎましたよね、この兄貴……。151頁「もしや、『不浄』 か?」 なんか、凄かったんですねー。このオヤジさん。
なんかあんまり終わりという気がしませんが、これにて完結。次シリーズに期待です。