碧陽学園生徒会議事録5 生徒会の五彩

読了。

「す……す……。『すにーかー』」
「お、普通。よし、えと……じゃあ『かえで』」
「で……で……『でんげき』」
「ん。……微妙に気になるけど、まあいいや。『き』 ……『キス』」
「す……。……『すーぱーだっしゅ』」
「うん、エリスちゃん、わざとやってるでしょ?」

出会いと別れをくり返し、人は成長するもの……そう、「生徒会」だって。あの人の妹と出会ったかと思えば、あの人との別れがすぐそこに――!? そんなこんなで、いよいよタイトルが苦しくなってきた第五弾もきゅ!


まあいつも通りですね。
これは逆に電車の中で読むほうが正しい読み方な気がします。もう5巻ともなってくると、ふと我に返ったときに醒めることがありますからね。「笑ってはいけない状況」 というスパイスが必要なシリーズであります。あと基本的に短編集なので手軽に読める、という理由もあります。


正直アニメは不安ですが、オリジナル展開がどうとか絵柄がどうとかいう心配は一切ないので、その点では安心ですね。なんとも不思議なシリーズです。次も期待。