超鋼女セーラ ハジマリの戦嬢、若草のセンジョウ

超鋼女セーラ ハジマリの戦嬢、若草のセンジョウ (HJ文庫)

超鋼女セーラ ハジマリの戦嬢、若草のセンジョウ (HJ文庫)

読了。

「その、ひとめぼれ……しちゃったみたいで」
「……茸味?」
「セーラ先輩に……今」
「今?」
「はい、今……また……」
「……好きに、なっちゃ……た?」
こくり、ぶんぶん、うなずく。

予選も終盤、茸味とセーラはなかなかポイントを取得できずにいた。一方、ラヴィニアは絶好調。完璧なバトルで首位を独走していた。だが、そんなラヴィニアのもとに朱い影が忍び寄る――。その名は若草の四姉妹が一人、ジョオ。彼女が執拗にラヴィニアを憎む理由とは。


うおお、面白かったです。
ここ最近はずっと惰性だったんですが、久しぶりに面白かったです。バトルが。本当に、いつ以来だろ……。いっぽう、茸味とセーラのイチャイチャっぷりはようやく復活。やっぱり大人ボディですよね。お姉さん……うん、それには激しく同意です。
以下コメント。156頁「塵になれ! ドライブ六倍」 三倍まではいけるとか言っといてこれですよ。耐久限界を超えての……ってのはやっぱり燃えます。192頁「手足を包む炎は金の色に、髪留めが解け、解けた紅の髪もまた黄金」 それが更にこれですよ! まさにオーバードライブ。熱すぎる。202頁「ねえ、茸味、上手になった?」 なんかムズムズするんですが? 辛味を食べてるところに甘味を放り込まれました……。241頁「汚らわしいな、その口でボクの名を呼ぶなよ」 うわあああああ……。駄目だったのか……。そしてラストに続く。なんて鬼引き……!


物語が進んできました。まあ、あとがきでバカップルぷりは保証されてるんですが、個人的にはこのまま1巻分くらいは暗い方向へ突っ切ってもらっても……いやむしろ (ry 次も期待です。