星をさがして

星をさがして (トクマ・ノベルズEdge)

星をさがして (トクマ・ノベルズEdge)

読了。とりあえず復帰一冊目……だけど、挫けそうです。長かった。

鐘の音が響く。かんかんかん。かんかんかん。それはやがてガードルードの鼓動と合わさって、内側から外側から、二重になって頭の中を揺さぶる。
「沈黙するな、ガードルード」
ノクスが、そう言った。
「いい加減、うじうじしている君を見ているのが嫌になってきた。君が目を背けているものが何か、僕が言ってやろうか」


うーん、前作ほどではなかったかなあ。
途中までは割とほのぼのしてたんですが、休み休み読んでたらシリアスシーンに突入しても休み癖がついて、けっきょく物語に引き込まれずに終わってしまいました。描写は丁寧で色鮮やかなんですが、リハビリにするには少々難があったようです。もっとライトライトしたので慣れておくべきだった……。


まあ何というか、地力はあると思うので、次に期待かな。