探偵・花咲太郎は覆さない

読了。

「強いて言うならですね」
「はい強いて言うなら?」
「この電車の進行方向に、ぼくの知り合いはいないから」


うーん可もなく不可もなく。
木曽川が引っ掻き回す話と、奇怪な事件と、過去の話。っていう風にまとめると1巻と同じですよね。うん。それに属さない電車の掌編が一番しっくり来るというか、あっさり具合が好きかも。次点で「奇怪」 にあたる双子ペット事件かな。話としては真っ先に思いつく真相がオチだったりでがっかりですが。


今月も電波4が出て連続刊行が更新されてますが、4月刊はないようですね。数えてみたら去年の9月から7ヶ月連続刊行でした。頑張るなあ……。