とある魔術の禁書目録20

読了。

ニュース番組の中では、アナウンサーが雪のロシアの状況を説明している。生中継というテロップはないので、少し前に撮影されたものだろう。
その画面の端に、小さく誰かが映っていた。
ズボンのポケットからゲコ太のストラップをぶら下げている、あのツンツン頭の少年は、一体どこの誰だっけ?


うおおお遂に。
ニアミスしてた表裏主人公” が邂逅。これは熱い。それまでの話は、群像劇ってほどでもないですが、同時進行で話が進む上にどの話もゆっくりなので、正直読んでてあくびが出るレベルだったんですが*1……第三章の一方通行サイドからが本番。これは面白すぎる。というか”第三次製造計画” があまりに鬼畜。どうしてこうなった。


324ページの挿絵がどう見てもラスボスです、本当にありがとうございました。しかし今まで説明がなかったのに、”上条さんの戦闘能力” に理屈がつくと納得してしまいそうです。

*1:基地に潜入したらいきなりフィアンマに遭遇とか……まあ野暮ってもんですが、これは言いたくなる。都合良すぎだろと。