超鋼女セーラ 白の楽章・恋するオトメの帰る場所

超鋼女セーラ 白の楽章・恋するオトメの帰る場所 (HJ文庫)

超鋼女セーラ 白の楽章・恋するオトメの帰る場所 (HJ文庫)

読了。

「で、これはなんなんだ? 街ン中で戦闘してやがるのに、宮立警察隊も動かねぇし、昼間あんだけいた聖葬騎士共も駆けつけねぇ……なにがどうなってやがる?」
「越権と言います」
「クソ我慢ならねぇんだよ……それがよ」


あれ、なんか面白い。
このシリーズも期待せずに惰性で買っちゃう枠なんですが*1、意外とバトルが熱かったです。そういやジョオvsラヴィニア戦も熱かったなあ(でもあれ何巻の話だったかなあ) なんて思い出してみたり。今までは、なんか背景とか全く知らなくてスッキリしないままだったんですが、ここに来てようやく、仄かに、微かに、何となく、背景が見えてきた気がします。少なくとも、いきなり出てきて薫竜くんるうEX.Qエクシュキュ=リンドヴルームなんてけったいな名前が出てきた時のような、どうしてやろうかコイツは! みたいなことはなくなりました。


サブタイに巻数がついてないので、既巻でどういう話だったのか思い出すことすらできませんが、数えてみるとこの巻はなんと11巻だったりして、10巻超えシリーズによくある「まだ終わんねえのかよ」 なんて不満を避けることにも繋がっているのかな、とか思ったりしました。

*1:というか最近そればっかりだったりしますが