空ろの箱と零のマリア 4

空ろの箱と零のマリア〈4〉 (電撃文庫)

空ろの箱と零のマリア〈4〉 (電撃文庫)

読了。

色葉さん、あなたの覚悟は分かった。
すごい人だってことも分かってる。
でも、それでも――役不足、、、、


まあまあかな。
前回、『王降ろしの国』 のルールが難しいなと思ったところで、ラストでさらに困難な目的を出してきたので、かなり期待していたのですが……うーん、これは微妙な展開。こんなに”アッサリ破綻” するとは。まあ、うん、詰まるところ一輝が止められないのは当然なわけで、思い上がりも甚だしいってことなんですが……もうちょっと続いてほしかった。その上で”破綻” してほしかった。まあそうすると尺が長くなるか……。
以下コメント。125頁「許さねえよ、クソビッチ」 この手の平の返し具合。さすがです。228頁「僕らは誰でもみんな、どんなときでも土俵の上にずっといる」 なんか自分に言われたような。290頁「もげろリア充め……。ていうかまさかこんなことになるとは思わなかった。


まあそんな感じで、ゲーム自体が強引なまとめ方だったのが残念でしたけど、エピローグがもげもげだったので満足。次も期待です。