多摩湖さんと黄鶏(かしわ)くん
- 作者: 入間人間,左
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2010/07/10
- メディア: 文庫
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「さあ、黄鶏君は私にどんな秘密を持ってるのかなぁ?」
近所のお爺さんの昔話に目を輝かせる童女のように、好奇心いっぱいの表情で俺の顔を覗きこんでくる。
やはり多摩湖さんは気づいていない。
この脱衣ポーカーは、魔界村と同様に。
どちらかがパンツ一丁になってからが本当の始まりだということに。
手も繋げないカップルだけど、舐めます。
あとがきから「本書はバカップルというかカップルの馬鹿がカードゲームの形を借りていちゃついているだけです」 とありますが、正にその通り。「200ページ強もなにが書いてあるんだ、この本。」 と、あとがきを読んでから私も思いました。だって何やってたか思い出せない! 本当に馬鹿カップルがバカバカやってるだけですから。
異常者カップル、電波系ハーレムと来て、次は変態カップル。どストレートにラブラブしつつ、肝心なところは一切ノータッチというのが良い環境。いやまあお腹や目玉や鎖骨にはタッチしてますけどね。
なんとなくニコニコ的なタグをつけると、<エロお姉さん><病院が来い><ここに国を建てよう> あたり。……うん、間違ってはいないはず。