狂乱家族日記 拾四さつめ

狂乱家族日記 拾四さつめ (ファミ通文庫)

狂乱家族日記 拾四さつめ (ファミ通文庫)

読了。

優歌は帝架の逞しい脚に縋りつく。
「待って、お願い帝架くん。怒ってるんだよね、当たり前だよ。悪いのはわたし……。だけど、ちがうの。あれは、あのときだけの過ち……! 小紅ちゃんの身体に溺れた、私が悪かったから……!」
「否、怒ってはいない。本来の我らの関係を、思いだしただけである」
「そんな……」


あれ、もうクライマックスか。
結構追いかけてきたなあ、というか1巻刊行当初から追いかけてるんだなあ、懐かしい……と感慨に浸ってみたり。全っ然覚えてないけどね。さて内容……、なかなか緊迫感のある展開で実に読みやすいんだけど、後半は雹霞が主役っぽくてインフレしてるのがなあ。いきなりスケールでかくなっちゃってポカーンなのは否めない。まあ、設定からしてどうしようもないんだろうけど(あとがきでも言ってる通り)。


○○体型が凰火のストライクゾーンなんだろう、というセリフにちょっと共感。いやこれが中々どうして、完全チビキャラの凶華よりずっといいですよ。