電波女と青春男 7

電波女と青春男(7) (電撃文庫)

電波女と青春男(7) (電撃文庫)

読了。

「でも、例えば、あぁ、その……真君も高校生だし、あの、夏休みに本屋で買ったような本を、使う夜もあるわけじゃないか」
「バレてたー!」


もう電波男でいいんじゃね?
というわけで妄想回。前川さんルート、リュウシさんルート、エリオルートに他。ルートって呼んでいいのかと思ったら、本文に直接書かれていた。な、何を言ってるか分からねーと思うが (ry なんというか、主人公がルートなんて言葉を使って自身の取り巻く環境(妄想だけど) を表すとは思わなかったので。
それぞれ時系列が違っていて、バカップルバカップルしてるのは前二者だけ。まあその辺り、正視できないレベルでイチャイチャしてるのは良いんですが、どうもそれ以外は良くありませんでした。妄想と分かってるとどうにも楽しくない。せめてパラレルワールドを幻視だとか、そういうのであればまだマシだったかもしれませんが……*1何故でしょう、章末に妄想でしたの一言が入るだけで醒めてしまいました。


ま、事態がほとんどと言っていいくらい進まないので、その辺も理由かもしれません。次巻への引きが若干アレなので、それには少し期待。

*1:妄想とどう違うんだというツッコミはさておき。