狼と香辛料 17 Epilogue

狼と香辛料〈17〉Epilogue (電撃文庫)

狼と香辛料〈17〉Epilogue (電撃文庫)

読了。

「じゃが、最近少し湯がぬるすぎるような気がするんじゃが」
そして、ホロが言うのはこんな言葉なのだ。
自分がだおれだけホロのために毎日時間を割いているのか、ロレンスはこんこんと説明したくなる。
でも、そんなお姫様のようなわがままこそ、商人を奮い立たせる一言なのだ。
「申し訳ございませんね」


後日談+短編集。
いやあ、ついに完結。おいおい結局ニョッヒラどうすんだで終わった最終巻ですけど、なんとニョッヒラは後日談でやってくれました。( ゚∀゚)o彡゚ 温泉!温泉! ……まあ、カラーページを開いたらいきなり絵の2/3がロレンスの胸板だったわけですが。おかげでクールダウンしましたよ。
それにしても、こんな風にエピローグなんてサブタイトルに付いていても、結局いつも通りのやり取りが面白いわけで、そういう意味ではエピローグらしくない、涙ぐむようなこともない最後でした。しかしそれこそ読みたかったものなので、これぞ狼と香辛料、と思いながら読んでいました。終わるのかあ。もったいねえなあ。


まあ、新シリーズもありますし、同人でWWEもありますし(体験版面白かったです)、そちらに期待ですね。お疲れさまでした。