狼と香辛料 17 Epilogue
- 作者: 支倉凍砂,文倉十
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2011/07/08
- メディア: 文庫
- 購入: 5人 クリック: 327回
- この商品を含むブログ (80件) を見る
「じゃが、最近少し湯がぬるすぎるような気がするんじゃが」
そして、ホロが言うのはこんな言葉なのだ。
自分がだおれだけホロのために毎日時間を割いているのか、ロレンスはこんこんと説明したくなる。
でも、そんなお姫様のようなわがままこそ、商人を奮い立たせる一言なのだ。
「申し訳ございませんね」
後日談+短編集。
いやあ、ついに完結。おいおい結局ニョッヒラどうすんだで終わった最終巻ですけど、なんとニョッヒラは後日談でやってくれました。( ゚∀゚)o彡゚ 温泉!温泉! ……まあ、カラーページを開いたらいきなり絵の2/3がロレンスの胸板だったわけですが。おかげでクールダウンしましたよ。
それにしても、こんな風にエピローグなんてサブタイトルに付いていても、結局いつも通りのやり取りが面白いわけで、そういう意味ではエピローグらしくない、涙ぐむようなこともない最後でした。しかしそれこそ読みたかったものなので、これぞ狼と香辛料、と思いながら読んでいました。終わるのかあ。もったいねえなあ。
まあ、新シリーズもありますし、同人でWWEもありますし(体験版面白かったです)、そちらに期待ですね。お疲れさまでした。