学園キノ 5

読了。

「あ、ゴメン! 沙羅」
「いいよいいよ。――えいっ!」
「うわっとっ!」
「ああ、今度は私がゴメンー!」
なあんて行為をキャッキャウフフっと繰り返すイチャイチャっぷり。
独り身の作者は書いていて辛いですし、独り身の読者は読んでいても辛いと思いますが、仕方ないのです。


仕方ないのです……。
そんな諦念は放っておいて、ついに5巻ですよ。最初に買った時は一発企画だと思っていたのに……。まー中身のないことないこと。でもまあ、脱力しながら読む分にはいい感じにジャンクフードっぽくなってるのではないでしょうか。読み終わった今、野球やって色々あって無事解決しましたって概略しか覚えてませんよ。
以下コメント。241頁「キノにどす黒く斑のオーラがあるのなら、こちらは空のように澄み切った蒼のピュアなオーラでした」 ああ、なんだかこれは映像化したほうが面白い気がしてきた。量産型のお気楽アニメになるでしょうが、最近はそんなのも1クールに1個くらいありますし、意外といけるかもしれません。


アニメはキノもアリソンとリリアもパッとしなかったので、ここらで一発、どうでしょうか。映像になって面白いかどうか、漫画版でどうなってるかってところですね。