ベン・トー 7.5 箸休め 〜Wolves, be ambitious!〜

読了。

――その瞬間、白粉花は確かに時が止まったのを感じた。
狭く、薄暗いトイレ(一人用) から、革ジャンの男に肩を抱かれて佐藤洋が現れた。
一人用の狭いトイレで男が二人入ってすることなど、一つしかない。
何よりそれを証明するように、二人して満足感たっぷりの最高の笑顔を浮かべていて……。


いつも通りの面白さ。
まず最初に1ページ目を開いて、文字の密度の高さに吹き出すまでがテンプレ。しかも初っ端から過去語りとか、全力で笑わせにきてる。……というわけで、今回は7.5巻。7巻後の中編が1つあるので見逃せません。しかしそれ以外の時系列はバラバラで、1巻前であるとか、2巻の後〜6巻の前だとか、時期は明記されているんですが、この頃の人間関係ってどうだったんだっけ……と考えると少し楽しみ切れない感じも。時系列順に並べたりすると繋がったりするのでしょうか。
以下コメント。59頁「大胆にスベッたギャグの説明なんて……一体どこの地獄だ ! ?これはひどい。読むに堪えない(褒めてます)。140頁「……さすがに鷲掴みにされるのは、様々な理由からマズい」 こ、これは……。ア、アg (ry 290頁「……単二で許したるわ」 ちょっとナンパしただけでこれか……丸富学園*1は地獄だな。


全世界60億人のセガ信者、という単語が出てきてニヤニヤ。知らない人は作者もフォローしているSEGAの人(ニコニコ動画) 動画をチェックだ。

*1:ところで2ページ目に絶対神マールトミーという新興宗教が出てきてるけど関連があるのだろうか。