C3 -シーキューブ- 12

C3‐シーキューブ〈12〉 (電撃文庫)

C3‐シーキューブ〈12〉 (電撃文庫)

読了。

「い、いや――要らない」
「へえ? つまり君は恋愛をしていないというのかい? それはまったくの未知だな……正直、理解できない。君の周囲には魅力的な女性がいっぱいいるじゃないか」


面白かったです。
修学旅行回ということで、温泉でどうのとか、鞘当て的なイベントがあったりだとか、まあ色々あるわけですが……まさかの強制鞘当てイベントですよ。なんて都合のいい呪具なんだって感じですが、異能モノは仕方ないですね。「ははあ、こうやって強制イベントで進展させるのか。なかなか面白いじゃないか……」 とか思ってたら、最後の最後でブッ飛んだ展開に。ええーっ。いやまあ、何の脈絡もなく出てきて新キャラなんてアレなのは当然なんですが、影が薄かったのですっかり忘れてましたよ。


次は短篇集らしいですが……なんでこう、すっごい良いヒキで終わった次の短篇集って憎々しいんでしょうね。特にそれを知らずに買って、本を開いたときに気づいたとき。