トカゲの王 2 復讐のパーソナリティ 上

読了。

「はい石竜子くんげっと」
「ひぃぃぃぃぃぃぃ!」
「なんで叫ぶの?」
安定感はこの上なくあるのに、安心感は信じられないほどないからだ!


面白かったです。
目の色を変えられるだけの主人公が盛大にハッタリかましていく、という燃える展開。……と思っていたら、あれよあれよという間に展開が変わり、煙に巻かれた気分。単純にハッタリが通るか通らないか、では進まないのが作者らしいというか何というか。


気になるあの娘に似ている”AV女優” に直に会ったら一発で見抜かれた上に”女友達の姉” とか、複雑な気分ってもんじゃない、複雑骨折な気分。下巻も期待です。